アイツんなかのアクアリウム

「ふつう」の青年の頭の中を駆け巡っているサカナたち。そのスケッチ

寒くなった。懐も寒い

今日はとても寒かった。部屋にある時計は23℃だと言うけれど、体が震えるくらい寒い。雨が降っている影響もあるのだろう。一気に寒くなった。今年一番の冷え込みなのではないか?テレビがないから天気予報は見られないがついったで流れてきた情報ではしばらくは雨らしい。雨は好きだし寒いのも嫌いではないけれど、それは付き合う方法があるからだ。寒さを程よく軽減する衣類が今は無い。影響をダイレクトに受けるから少し寒さに対する思いも冷えてしまう。

そんな気候的な寒さと一緒に懐の寒さもやってきた。月初めに生活保護費が入ったうちから7万円口座から引き落として、この5日で5万円くらい使っている。主な用途は書籍<電子書籍リーダーを含む>と食費だ。1日1万円ペース。どう考えても生活保護を受けている人間のお金の使いかたではない。健康的で文化的な最低限度の生活とはこれいかに。本だけが文化的な生活を作るというわけではないだろう。家事をするのに必要な雑貨や衣類を買うのも必要だ。どのように管理したものだろう。

先月の家計簿アプリの分析を見てみると家電に8万円、食費に3万円雑費に3.5万円という感じだった。いま財布の中にあるお金だけで過ごそうとしたら食費だけで精一杯だ。家電を買う必要がないにしても生活する中で必要なものは出てくる。それをないがしろにして本にお金を使ってしまった。まだまだ今月も先は長いのに無謀なことをしてしまったものだ。通院費や職場までの交通費を捻出できるかも怪しい。そんな中でも生活はしていく必要がある。

買ったのは本だけではない。PCにかわいいスッテカーを貼りたくてそれを買ったのと、服<それも秋も半ばなのに半袖のTシャツ>を買った。この請求書はまだ届いていなくて、後日払わなくてはいけなくなる。大体0.7万円くらいだろうか。残り2万円の財布にはかなり重いパンチだ。

幸いなことに口座にはまだお金を残してある。光熱費の引き落としようにおいているのだが、月末食べるものにも困ったら少しおろして使える。ちょっぴり心強いセーフティネット。これも使いすぎるわけにはいかないが安心感を得るためにはこう考えないとやっていられない。

お金は下ろしたときに分割しておくべきだということがよくわかった。生活のためのお金と自由に使えるお金、それから予備のお金。まだ役割を持っていないお金たちに大まかでも役割を与えてやる必要がある。今まで私はこれらすべてのお金を一緒にして財布に入れていた。でも、そうするとお金があると錯覚して本にお金を使ってしまう。家計簿アプリで過去のお金は分析できても未来のお金に役割を与えることはできていなかった。

そしてこのお金の進路選択をしっかりとしていくためには過去の分析と習慣の形成、考えることが必要だ。例えば先月の食費は3万円だったから今月も同様に考えられる。これが過去の分析だ。また、朝は〇〇昼は△△、夜は300円までの惣菜と冷凍ご飯を食べると決めておけば月にいくらかかるかを計算できる。これが習慣の形成だ。そしてどんなことが想定されるのかに考えを巡らせること。例えば季節の変わり目で服にお金を割かなくてはならないこととかを考えること。これらが非常に大事だと思う。特に私のように先のことを考えるのが苦手な人間にこそ必要な考え方ではないか。

私はまだ一人暮らしを初めてひと月だから習慣の形成に特に力を入れるべきだと思う。まだ運用期間が少ないから生活を買えるのも比較的簡単だ。それに金欠のおかげで生活様式を無理にでも変えないといけないということもある。金欠という状況をより質素な生活への変化のきっかけに使えるといいな。


このサカナ<思想>のオーナー、もりきよのついった。餌<コメント、いいね>がほしい。サカナたちが喜ぶ。