アイツんなかのアクアリウム

「ふつう」の青年の頭の中を駆け巡っているサカナたち。そのスケッチ

忙殺。ごとの手綱を握りたい。時間とお金と

引っ越してから5日が経つ。一応記念日といっていいのかもしれない。初めの方はたくさん記念日がありそうだ。1週間記念、10日記念、15日記念......。だんだん濃度が薄くなっていくけれども、そういうものだと割り切って生活していこう。記念日だからといって何かあるわけでもするわけでもないのだ。ただ、節目を感じるためのきっかけがあれば何でもいい。この節目力というのは案外重要なスキルな気がしている。

今日も今日とて忙しい一日だった。朝起きて身支度をする。その後コインランドリーに行く。5日分の衣類タオルをかばんに詰めて、最寄りのコインランドリーまでの約1.5kmを歩いて行った。外は9月とは思えない蒸し暑さ。ポツポツと降る雨がそれに拍車をかけている感じがした。コインランドリーを利用するのは初めてだ。洗濯物を入れて、蓋をロックして硬貨を入れる。ものすごい勢いでドラムが回って洗濯物をかき回していた。洗濯中の30分間で家に戻っても、何かをする時間がないことはわかっていたから店内で本を読んでいた。洗濯を終えたら、乾燥機に移す。そしてまた30分機械にかける。その間も読書をしようとしたが、乾燥機のヒーターの熱がこちらまで伝わってくるようで息苦しく、ろくに読みすすめることはできなかった。

それで午前中は終わり。昼食はパック米を食べた。

午後の始まり。友人から百均にレンジでパスタや野菜を茹でられる容器が売っているとの情報を得ていたので、徒歩20分のダイソーへ向かう。つい暑さからドラッグストアのアイスクリームに手が伸びてしまう。アイスを片手に10分ほど歩いたら、東大和市役所から電話がかかってきた。なんと「今から30後に到着します。家にいてください」とのこと。それではダイソーでの買い物は不可能だと踵を返す。暑い中意味のない散歩をしてしまった。しかも出費込みで。

帰ってまもなくケースワーカーのMさんがやってきた。要件は簡単だ。生活保護費を私に渡すことと、先日使った赤帽への入金を見届けること、そして大量の書類を押し付けること。この3つだ。

保護費は家賃と布団代、引っ越し代込みで15万円ほどだった。福沢諭吉をこんなに持つのは初めての経験だった。心が躍る。しかしそれもつかの間、家賃<これはGH自身で都から助成金を得ているから3万円ほどになる>と共益費を払ったら手元に残るのは85000円ほどだ。それでも大金ではあるのだが、これから洗濯機や冷蔵庫などを買うことを考えると心もとないというのが正直なところではある。

帰ったら衣類の整理をツイキャスをしながら終わらせて、夕食を食べたり、ツイッタのサブ垢をつくたりした。そんなこんなでこんな時間。時間のすぎるのは早い。光陰矢の如しとはよく言ったものだと思う。

やりたいことはたくさんあるのに時間がない。不完全燃焼だ。Education USAの職員さんのメールへの返信、掃除道具の購入、瞑想の習慣化、英語......。時間は常に有限だ。人に与えられたのは1日24時間、みんなおんなじ。時間でもお金でも貧乏しているときは計画をねって戦略的に使うのが利口だ。

お金の管理で言えば最近、李嘉誠の5年計画というお金の使いかたに関する記事を読んだ。簡単に説明すると月収を30%、20%、15%、10%、25%に分けてそれぞれを生活費、交際費、勉強、旅行、投資に当てるというものだ。詳しいことは記事を読んでみてほしい。私も今日から始めようと思っている素晴らしいテクニックだ。提示してくれたWに感謝したい。

割合に基づいた効率的な運用法、これは時間にも通じるのではないか。1日を25分単位、ポモドーロで約58PMD。休息時間が19PMDだ。そこからアクティブな時間を算出する。それをもとに割合で管理することで時間あたりでできる仕事は効率化できると思う。

時間の使いかたは住む地域によって違う。今住んでいる地域は正直言って田舎だ。店まで歩くのにもとても時間がかかる。その分の計算は別にしなくてはならない。この地域による時間差に慣れるのが今の私の課題なのかもしれない。生活の基盤を固めつつ、将来を見据えた行動に移していきたい。


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