アイツんなかのアクアリウム

「ふつう」の青年の頭の中を駆け巡っているサカナたち。そのスケッチ

満足の行く生活を求めて。雑感

なにかものすごい出来事があったわけでもない。平凡な日常を過ごしている中で、「自分の満足のいく生活ができればいいな」と考えるようになった。そしてその満足というものもそんなに敷居が高いものではなくて、すぐ目の前にあって手が届きそうだということにも気がついた。私の求める満足.......。一言で言い表すのは難しいけれど、年収230万レベルの生活と勉強、それからワクワクするプロジェクトに関わりたい。こんなところだろうか。年収230万レベルの生活というのは最近の私の生活がそうだからこの金額にしているだけで、医療費等を含めたらもう少し高い水準になるのかもしれない。でもそんなものだ。贅沢がしたいわけではない。

生活は今の水準で困っていない。食事は質素だけどたまに安い飲食店で外食もできる。家具家電もおおかた揃っていて、6畳くらいの部屋に本棚がずらり。生活に困ることはあんまりない。それからWiFiも使えていて、ブログを書いて投稿したり動画を見ることもできる。これ以上何を望むのか。少し高い財布?うーん、ちょっと欲しいかも。まあ、将来のことを考えれば貯金するのが賢明だろう。これも月に買う本の量をセーブすれば1万円から2万円位は貯金できると思う。今は本当に満たされている。

勉強というのは毎月本を買って新しいことを学ぶこと。これが今の私の娯楽だ。今月からKindleを使って紙の書籍より安く様々なほんを読んでいる。Kindleはスリムでちょっとした時間も無駄にせずに活用できる。アクティブな時間と休んでいる時間のメリハリをきちんとさせるためにも役立っている。本で読んだことを日常で行動に移してみたり、ついったでアウトプットしてみたり。毎日実験しながら楽しんでいる。本の内容に呑まれる感覚になることが無いといえば嘘になるが、最近は能動的に本を読めるようになってきていると思う。嬉しい変化だ。これが続くか、もっと沢山読んで勉強し、行動に移せたらと思う。体系的に学問を学べているわけではないのが少し残念。読書の幅を広げていこう。

勉強という点ではまだ欲はある。大学に行きたい。大学を出て就職を有利に.......という思惑があるわけではなく、純粋に大学で数年間学ぶだけの時間がほしいと思う。生活保護を受けている今の状況でどうやって苦学生をやらないで大学生をやれるのだろうか。ここで出てくるのが先の記事に書いたミネルバ大学と欧州の大学だ。ミネルバは学べる内容と後述するワクワクするプロジェクトに関われるチャンスが増えること等から最高の選択肢のひとつになっているが、単純な能力的に入れるかどうかわからない。どれくらいレベルの高い学校で勉強する資格<能力>が私にあるのだろうか。きちんと見定める必要はある。

今日読んでいた『教え学ぶ技術』のサンプルエッセイの論理展開を見て「これがオックスフォードの求めるレベルのエッセイか」と度肝を抜かされた。論理に隙がないし広範な範囲の文章をうまくまとめ上げて引用も適切に使っている。これだけの実力が今の私にあるかと言われたら、無いとしか言いようがない。まあ、本の著者がオックスフォードで教鞭を取っていただけで、オックスフォードがそんな生徒を望んでいるのかは詳しく知らないのだが。でも、私の能力が世界レベルで通用すると思っているほど自分の能力を過信してはいない。2年後欧州の大学に入るのがオチなのかな~なんて思っている。米国はリベラルアーツで有名だが欧州にもあるのかな。学費はいくらなのかな。来年はしっかり調べなくては。

ワクワクするプロジェクトに関わりたいというのは私のちょっとしたワガママだ。ワクワクするプロジェクトを実行している人は使命感にかられて全力で問題解決に向き合っている。例えば村木。彼は二酸化炭素を回収するロボットを作って売る会社を作った。そして今日、新しいプロジェクトのクラウドファンディングを始めた。本当にエネルギッシュですごい。本当は私も何かしらのスキルを持っていて、「私も一緒にやりたい」と言えるのが理想なのだが、自分の能力不足を痛感しているからその一言が言い出せない。実際、手伝えることはほとんど無いだろう。悔しい。こういうプロジェクトに積極的に関わって毎日をワクワクしながら過ごせたら良いなと思うのだ。そのためには少しづつできることを積み重ねていくしか無いのかなと思う。

リターンとかを考えずに、生活費から浮いた分を面白いプロジェクトに投資するのは私にとっては良いアイデアだと思う。でも、それだけだと物足りない。やるからには一緒になって挑戦を楽しみたいと思う。私はきっと大学を卒業しても学びの機会を求めると思う。卒業後に使える学びのプラットフォームづくりをしたいな。皆が参加できるような、意見の交換会のような。それから、教育、地域振興。この2つは高校時代に参加したイベントのテーマだった。今でもこれらの分野に対する見方は変わっていない。どちらも面白い可能性を秘めていて、困難はあるだろうけど楽しそうだ。私は誰のために貢献する感覚が好きだ。そして未知のことに挑戦するのもワクワクする。こういうことを仕事にできたら良いなと思う。はは、遊び感覚で仕事したい。

昨日、グループホーム世話人さんと話したときに「日中寝るくらいなら作業所行く?」と言われた。作業所。どんな作業をするのか気になって訊くと、段ボール箱の組み立てや大学受験用のヘッドセットのイヤーピースの交換などがあると言われた。ザ、作業。作業所とはいっても少しは頭を使う仕事が回ってくるのかと思っていた。それで雇用契約は結ばないから時給200円とか。絶対行きたくない。障害者雇用枠を紹介してくれる機関があるらしいのだが、そこはガチの就職向けらしい。うむむむむ。やっぱり大学通いたいな。少なくとも色々な選択肢を増やして見聞を広げるための4年間はあっても良いのかなと思った。つらたん。


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