アイツんなかのアクアリウム

「ふつう」の青年の頭の中を駆け巡っているサカナたち。そのスケッチ

安定した生活をもとめて

引っ越し関係の慌ただしい日々もそろそろ終りを迎えそうだ。今日は洗濯機が届いた。明日は物干しを買いに行く予定だ。これでひとまずは家事を家の中ですることができる。炊事、掃除、洗濯。引っ越してきたときにまずはここから始めようと決めた。その準備が明日整うのだ。本当は洗濯物は衣類乾燥除湿機等で風呂干ししたいのだが、その機械を買う余裕はまだない。しばらくは外干しと部屋干しで対応していくことになるだろう。

こうして私の変化の日常は維持の日常に移っていく。これからは家電を買う分に使っていた労力を自炊・洗濯に力を入れていかなければならないだろうし、そうして私の日常は作られていくのだと思う。ダイナミックな変化から恒常的なサイクルの形成へと力の入れ方が変わっていくのだ。

こうして考えてみると維持コスト0の安定した生活など存在しなくて、いかに維持コストを減らしていくかの戦いがそこにあることに気がつく。既に炊事では1食あたりのコストを気にし始めている。これが洗濯・掃除にも当てはめられていくのは自然なことだろう。ただ、キリのないこの考え方の先に何が残るかは疑問が残る。

時間の短縮を取るか、金銭面の得を取るかの間に置かれることも少なくないだろう。そんなときに何を基準にしていいのかというのを決めておきたいというのが正直なところだ。......うーん。短縮される時間あたりのお金が最低時給を上回っていたらOKとか?実感のわかないまま規則だけ決めてもしかたないだろう。これは今後具合の良いところを少しづつ探っていきたい。

生活を安定させたら貯金も考えないといけない。生活保護を受けている手前そんなに貯金することはできないが、やり方を工夫すればある程度は可能だ。成年するまでは月当たりの控除額が10,000円ほど増えるのでバイトするならば今がチャンスだ。とはいえ生活の安定しないままバイトを入れればすべてのバランスが崩れてしまうだろう。この塩梅が難しい。

バイトをできるほど生活が安定するのにどのくらい時間がかかるだろう。これがすごく長い道のりに感じる。2ヶ月だろうか。あるいは半年ほどかかるだろうか。GHの世話人さん達はそんなに急がなくてもいいと言う。そんな馬鹿な。GHにいられるのも2年間、伸ばしても3年間なのに、そのうちの数ヶ月を生活の安定に充てるなんて少しもったいなくはないか。自分でも自分が焦っているのを感じる。落ち着かなくては。それでも私は急ぎたい。

幸い仕事に関しても私はたくさんの支援を受けることができる。まず障害者であるから障害者枠での雇用を探すことができる。また、障害者向けの仕事探しのサポートサービスがあるらしく、それを使っても仕事を探せる。地道に一般人と同じように仕事を探すこともできるが、利用できるものは併せて利用しよう。このスタンスでやっていこうと思う。

いざ仕事が見つかっても、大学に合格してしまったら......などと考えると迷いは増える。安定した生活を求めながら同時に刺激を求めているのだと思う。こういった事情もすべて受け入れてくれる就職先が見つかればなと思う。我ながらすごい贅沢だ。

とは言ってもまずは自分の身の回りのことから。生活を固めることから始めていこう。なるべく早く安定するようにがんばるぞ。


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