アイツんなかのアクアリウム

「ふつう」の青年の頭の中を駆け巡っているサカナたち。そのスケッチ

与えられた環境でできる最大限のわがまま

9月の3日に引っ越してから書くことに費やす時間が減った。以前は朝の散歩でブログの構想を練って記事を書き始め、15時くらいには書き上げていた。その後はSSの執筆に取りかかるということも可能だった。1日にブログにかける時間はタイピングの時間だけでも3PMDくらいは取れていた。しかし、最近はそれがほとんどできていない。ブログの記事は家事の忙しさや引っ越し後の新しい生活に関係するものばかりでワンパターン化している。ほとんど考えることをせず、ありのままを書くという形にシフトしている気がする。

正直内容が薄い文章を頑張って水増しして記事を書いている感が否めない。忙しい、だから〇〇をしてみたいと思う。こんな小学生でもかけそうな感想文にこのブログはなりかけている。書いている自分でそれを実感しているのだから、読者にはもっとわかりやすい形で伝わっていると思う。このブログはつまらなくなってきている。

これに追い打ちをかけるように読書に充てる時間も減っている。以前は夜の1時間は必ず読書に充てていた。新しい表現技法を学んだり、知識を得たりして、自分の成長を促そうと思っていたのだ。この時間以外にも英文法等の勉強に時間を割くことができていた。こちらも書くことと同様、時間が取れなくなってる。ブログを書いている最中に寝る準備開始の時刻を報せるアラームが鳴ることも多い。書くことの質が落ちているのは読むもの、インプットが減っているからかもしれないと私は思う。

書くこと読むことに時間を割けないことについて、新生活の時期だから仕方ないことだという意見が聞こえてきそうではある。引っ越してすぐに今までの生活を続けるのには無理がある。家具を買うこと、食事を用意すること等やることが増えるのだから、慣れるまで時間が取れなくて当然だという意見だ。

しかし、私はこれに異を唱えたい。確かに今は一時的に忙しい時期かもしれないが、そんなときにも勉強とアウトプットをしっかりできるようにするべきではないか。英文法の本を1PMD読むというのはそんなに難しいタスクではない。ブログに関しても同じで書くことさえきちんと決めてしまえば3PMDで余裕を持って書ける。必要なのは諦めではなくて、時間管理のスキルだ。これから先、私は生活保護から抜けるために求職活動をしなければならない。また、そうでなくても大学受験の勉強を並行してやらなくてはならない。やることはこのままでは増えてしまうのだ。今諦めてしまってはそういった状況になったときに全く勉強しなくなるのは目に見えている。

こういうときだからこそ、大学の価値は自由な勉強の場であることなんだということを実感する。バイトで自分の学費を賄う苦学生もいるだろうが、それでも大学で学べることは素敵だと思う。良質なインプットに日々触れ、レポート等アウトプットをする機会もフィードバックもついてくるからだ。

私は今、分岐点に立っているのだと思う。人生色々なことがあっても学び続けるのか、その色々なことに埋もれてただ生きていくだけの人間になるのか。それを決めるのは今の自分の勉強に向けた姿勢だろう。今回を乗り越えれば、次回も乗り越えられる可能性ができる。ただ、今回折れてしまえば次回は2度とやってこない。毎日少しづつでも負荷をかけて成長の方にベクトルを持って行けられるようにしたい。

今過ごしている毎日がこれから先の自分を作っていく。このことを念頭に目的意識を持って人生を生きていきたい。いきなり3時間を捻出するなんて無茶は当然できない。でもできる範囲から、1日1PMDからでも捻出する努力はしていきたいと思う。現状でできる最大限のワガママを意識しながら生きていこう。自己実現のための目標は高く、相手を尊重する良いワガママを続けていきたい。


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