アイツんなかのアクアリウム

「ふつう」の青年の頭の中を駆け巡っているサカナたち。そのスケッチ

私にもつくれるパズル?SSへのいざない

もう4年ほどついったをやっているが、私の周りには高IQの人たちが集まっている。すこし厳密にいうと私がその界隈の外側でほそぼそと活動している。

この界隈では一般的な日常の1コマをつぶやく投稿だけでなく、独特な雰囲気の投稿が多く見られる。それは謎解きやパズル、IQテストとその結果だ。少しTLを放っておくだけでもどこかにそれらの話題が出る。

私もいくつかのテストを問いている。そしてそれらはなかなかに難しい。現在取り組んでいるのは幸田直樹さんの作ったGAIAとS.A.M Lightだ。はじめはモチベーションも高くてスイスイ解けるのだが、一度手が止まるととたんに飽きてしまう。私にとってハイレンジのIQテストは自分の飽き性との戦いになっているのかもしれない。

私の知る限りIQテストにはいくつかの種類がある。数列で空欄になった部分の数字を当てるもの、単語の流れから空欄の単語を推測するもの、図形の流れから空欄の図形を推測するもの。それぞれ特色があって面白い。

そんな問題たちを見たときに私が思うことは、一定の人間に因果関係を見つけさせる問題を作れるのはすごいなということだ。ハイレンジのテストは当然簡単な物は少ない。一般のIQテストより上の領域のIQを測るものだからだ。難易度が上がるほど与えられる情報は少なくなる。そうなると法則が単純なものでも解くのが難しくなる。それでも回答を一通りにしておく。ここに美しさを感じるし、感嘆させられる。

このパズルを作っている人はさぞ頭の良い人なのだろう、とパズルを見るたびに思う。実際頭の良い人が多いのだ。先の幸田直樹さんもIvan Ivec博士のIQテストTriplex世界記録保持者だ。ついったで問題を作っている人もMETIQという高IQ団体の会員の人が多い印象だ。

私の問はここにあった。頭の良い人にしか良いパズルは作れないのだろうか。しかし私は最近になって自分もパズルを作って楽しめるようだということに気がついた。上で紹介したパズルとは一味違い、1つの答えに限定されるものではないが、頭を使って悩めるものとパズルを定義すれば十分パズルと言って良いと思う。

そのパズルとは、ショートショート<以下SS>を書くことだ。SSとは短くて、終わりが印象的な物語だと誰かが定義していた。私は原稿用紙10枚分、つまり4000文字以内でオチのついた文章のことだと思っている。

これがどのようにパズルになるのか。まず日常の中で言葉が降りてきたらそれを拾う。散歩をしているとき、本を読んでいるとき、文章を書いているとき。様々な場面で感覚的に言葉が降りてくることが有ると思う。今も私には「石油探知犬」なんて言葉が降りてきた。これらを利用する。

降りてきたものの中から、空想が広がるものや設定を組み立てられそうなものを見つけたり作ったりする。その設定の中で文章を書き、より面白いSSを書いて回答とするのだ。このとき、意味のない文は入れないように気をつけて文が1つも外れず、1つも足せないような美しい回答を作るようにする。

どうだろうか。案外できそうではないか。この手のパズルを作るのはかなり簡単だと言える。

問題は難易度だ。それぞれのパズルについて難易度を設定するのが難しい。回答者の過去の経験や知識との相性がかなり大事だし、答えが1つでない以上解き終わったすっきり感というのも味わいにくいだろう。

それでも自分の作品を作る事ができた、自分の作りたかったストーリーが言語化されたという爽快感は大きいだろう。ぜひやってみてほしい。

今も私はパズルを解いている。あえて言う必要もないのだが「いなくていいひと」、「ひだまりシンドローム」、「ふくがんにんげん」などいろいろな言葉で書いている。正直どれも難しいと思う。感性まで最低でも後1週間位は見積もる必要を感じる。

ここで少し書いてみた感想を。はじめ言葉を思いつくところから設定を組み立てるまでは比較的容易だ。しかしその後に設定を利用したオチを付けるというのが難しい。自然な流れでオチまで持っていくこと、オチる感覚があること。これは何度か解いて感覚に落とし込まないと実現はできないだろう。

今、ブログ用に書いているこの文章はあまりオチを意識しなくていいからまだ簡単だ。空想の世界を言葉に落とす。これが難しいのだと実感している。

そもそも私はオチのついた文章を書いたことがあっただろうか。おそらく説明的な文章ばかりで物語は書いたことがない。だからこそ難しいのだ。オチを付ける感覚、誰かに教わりたい。起承転結の転から書くのがいいのだろうか。試行錯誤は続く。

9月30日までに書き上げた作品は公募に出してみようと思っている。ブログに私のSSが上がるのはそれ以降になるので、しばらく待っていてほしい。ただし、おもしろいかはまだわからないから期待はあまりせぬように笑


このサカナ<思想>のオーナー、もりきよのついった