アイツんなかのアクアリウム

「ふつう」の青年の頭の中を駆け巡っているサカナたち。そのスケッチ

「みんなの本棚」初めてみた<作ってみた>

読んできた本と本棚はその人をあらわす?

「本棚は人を表す」アメリカの格言らしいが、言いえて妙。本棚。すこし拡張して人が読んできた本、読みたい本はその人を知る手がかりになり得る。これは確かだと思う。人間は過去、環境、遺伝の反射であるという私の立場からすれば、本を読むことは経験<過去に含まれる>の拡張であるから、その人を構成するパーツを表していると考えて差し支えないと考える。当然、「読んできた本を知ればその人のすべてを知ることができる」などとは思わない。議論や社会的な経験も自己の生成手順には複雑に絡み合ってくるから。ただ、興味の傾向を知るには十分に思える。

私の本を覗いてみると、脳科学、哲学、宗教<儒教イスラーム道教、科学教()>の本が多い。他にはビジネス書と心理学や語学、数学の辞典、それからやや悲観的な小説が認められる。大体の人は察するのではないか。「こいつはいろんなことに興味を持っているのだな」、「一見ばらばらだけど、何か道徳的なものを求めているのかもしれない」、「悲観的な性格の持ち主なのかも知れない」、「哲学者的だが、科学者でもあるようだ。よくわからん」。実際これらの推察は当たっているように思う。他人の本棚を覗き見ること。結構面白くないだろうか。

みんなの本棚を知りたい、自分の本棚を公開したい

自分の本棚のほかにも、他人の本棚を見てみたい。そんな思いがふと心に浮かんだ。Google spread sheet を使えば、同時にいろいろな人が書き込める。他者が見ることができる。そんなアイデアから、「みんなの本棚」と言うものを作ることにした。ここには、読んだ<読み途中、読みたい>本を書き込んでいく。書名、著者名、評価など。一人ひとりが1シートを使って、独自の本棚を形成していく。他の人もそれを見ることができる。これは、自分の本の管理ができる点で、個人的な利益になる。加えて、他の人の本棚を覗くことで、読む本のジャンルを増やせるかもしれない。同じ本を読んだ人と意見交換できるかもしれない。本を通じたつながりに面白さを感じたのだ。詳しい感想を共有したければTwitterなどで感想を述べたり、DMで議論するなんてこともできるかもしれない。素敵じゃないですか。こういう関係。たとい漫画だってかまわない。自分の読んだ本を公開するのに恥ずかしさを覚えることもあるかもしれない。でも、ぜひ、一歩踏み出してみて欲しい。本を通じた出会い。これは素敵なものになると思う<あくまで私の直感だが>。「みんなの本棚」の使い方はたくさんあると思う。まったく知らなかった本に出会う。本をきっかけに人とつながる e.g.「要約おしえて」、「感想詳しく教えて」、「○○について議論しよう」。憧れのあの人はどんな本を読んできたのかを知るなどなど。思いつきで作ったものだけど、面白くなりそうではある。ぜひ参加して欲しい。

「みんなの本棚」のこれから

まずはGoogle Spread Sheet にのかって運営します。あまりにも反応が良かったら<利用者数で判断する>、プログラミングできる人にアプリ作ってとかって頼むかも。そのときはDMも感想共有もTLでまわせるようにしたい<他力本願。私もプログラミングやりたいんだよ?でもこちらのほうが速そうじゃない笑>。いずれは同じ本を読了している人を検索できるようにしたり、ランダムで他人の本棚を覗けるようにしたい。けど、まずははじめること。あなたの本棚の管理、興味の幅を広める、知見を深める「みんなの本棚」です。どうぞよろしく。改善案とかはどしどし教えてね。

終わりに

躁状態だからかしら。アイデアが出たのをぱっと実行に移してしまった。薬も飲んでるし、普通よね「ふ2」。基本的に善人が使うことを念頭に置いているから、荒らしが来ないことを祈る。幸田さんとかいたにぃさんその他、高IQ界隈の人が着たら伸びそう。そうでなくても、いろんな層の人が入れたらいいなと思う。よろしく。 みんなの本棚はこちら

このサカナ<思想>のいるアクアリウム<脳>の持ち主もりきよのついった