アイツんなかのアクアリウム

「ふつう」の青年の頭の中を駆け巡っているサカナたち。そのスケッチ

考えたこと、それからエッセー

とある小論文の問題と私のこたえ。<チキンレース>

問題 チキンゲームという優劣の決め方があります。チキンとは臆病者のことですね。たとえば、多くの人が見ている中で、二人が別々の車に乗り、崖に向かって同時に直進します。より先にブレーキをかけたほうが負けです。アクセルを踏み続けたほうが勝利します…

書くことについて

私は自分の意見を発信することが嫌いではない。学校の課題等で書かされる文章は退屈。これには賛成する。だけど、自分から書く文章は割と好きだ<好きだから書くというのも当然あるが>。頭の中にある捉えどころのなかった「イメージ」をくっきりとした輪郭…

太陽と月について。<結局自分自身について>

私はよく2つのものを引き合いに出して比較する。これは癖のようなもので、無意識的に行われる。そこでよく話題に出るもの、しかし勝負が決してしまっているものがある。何か。太陽と月だ。 どちらがすきかと問われれば「月」と即答する。なぜか。これは感覚…

時間について。高校生最後の日に私が考えたこと。

今回はネタが思いつかなかったから、時間について心に浮かんだことを書いていこうと思う。2000単語くらいでまとめられたら、うれしい。 はじめに 1日は24時間だ。時計で示される時間は伸び縮みしない。常に1日は24時間でしかない。しかし体感される時間はど…

夢の記録。久々に見た夢。珍奇な夢。

概要 今日<20200328Sat>は久しぶりに夢を見た。普段は睡眠剤界の切り札、ことフルニトラゼパムという強い薬を飲んで、強制的に脳の機能を下げている。そのため、夢を見ることはまずない。しかし、今日は低気圧と頓服の副作用がうまい具合に眠気を誘発させ…

薬を飲む前と飲んだあとで文章が変化するのか実験。

概要 薬を飲む前と飲んだあとで心に浮かぶこと、言葉遣いは変化するのか。比較してみた。条件は飲む前と飲んだ30後で、10分間思いついたことを書き連ねる。タイピングミスった場合は直す直さないも気分で決めてよし。さあ、比較するとどうなるか。飲んだあと…

数年ぶりの桜。その魅力は何か。

久しぶりに随筆 ↓本文 桜。この時期になると世間を明るく色づけて盛り上げる、黒子。いや、主役級の脇役かもしれない。最後にしっかりと見たのはいつだったろうか。少なくとも、昨年と一昨年は見ていない。気付いたら青々とした葉をまとった桜が堂々と仁王立…

学びと勉強。私はこう学びたい。

今日は私が「こういう風に学びたかったなあ」とか、「こういう形態の学校があったらなあ」と思ったことの断片をまとめていこうと思う。カリキュラムどおりの勉強が嫌いでもなぜか成績優秀者として表彰された私。何を考えているのかしらん。はじめに「学び」…

人間の唯一性

人間を特別視する理由はない 私たちは自分たちを特別視しすぎではないか。「私は正しい」から始まって、「私の国は偉大だ」<あまり聞かないが>や「人間が動物の中で一番すごい」など。本当にそうだろうか。私はそうは思わない。どれも自分の作った定規で測…

「結婚式のプレゼント」からの空想

概要 以前に<病棟内で>書いたものをブログに移す。それにあたって編集や加筆もする。 本文 幸せなカップルがいる。それをみてどう思うかは人によって異なる。でも、大きくは好感とそうでないものに分けられるだろう。では、好感の中でも2つに分けてみよう…

私は物理的にここに在る。しかし私は精神的にはここに居ない

自我なんて偽物だ もりきよがある程度の距離にある人にする質問に「あなたは精神的にそこに居ますか」というものがある。今まですべての人が「いる」と答えてきた。ただ、もりきよ頭の中のサカナのひとつ<この記事における私としておく>にとってそれは奇妙で、危…

もりきよともきりよ

もりきよの近況 もりきよは自殺未遂による「自傷・他害のおそれ」より、2月26日まで措置入院させられていました。ここで出会ったたくさんの面白い人の話は一旦置いておきます。その後、役所の手続き<障害者手帳・自立支援>をしたり、新宿まで歩いたりして、3月…

雨の夕方、窓際にて

夕方、日が沈んだ後のまだ明るい時間。窓際の席。手元にはコーランと解剖書、それからロシア文学。奇妙な組み合わせだなと思う。他人の目から見た自分の姿を想像して、私は冷笑的に頬をひきつらせた。その時、たんっと雨粒の窓を打つ音。視線を上げた先に一…